▷競技規則・注意事項
▶新型コロナウイルス感染防止のための運営方針
・エントリーは日本国内在住者とします。
・本大会の参加者(選手・スタッフ・ボランティアなど)は『中央アルプススカイラインジャパン2021新型コロナウイルス感染防止のための運営方針(別紙)』
を承諾・遵守した上で大会にご参加ください。
▶自然保護に関するルール
本大会コースは、多種多様な動植物が生息しています。
貴重な自然環境の中で行われることを十分に認識し、以下のルールを厳守してください。
・ハイカーとすれ違う、あるいは追い越しをする場合、ランナーはハイカーの姿を確認した時点から姿が見えなくなるまで走行をぜず歩行すること。
・ストック使用時は、ストック先端にキャップの装着を義務付けます。
・コースから外れることを禁止します。自然保護上で必要なところは追い越し禁止、その他制限、特別ルールを設定する場合があります。
・コース上および全区域で動植物、菌類、岩石などの採取、損傷することを禁止します。
・コースの角をショートカットすることは植生にダメージを与えるので禁止します。
・コース上の湧き水、滝、川の水を飲むことを禁止します。もし飲んだ後、体調を崩したとしても、本イベントは一切の責任を負いません。
・ゴミは絶対に捨てないでください。
・用便は各エイドステーションのトイレを使用してください。止むを得ない時は携帯トイレを使用し紙等を含め必ず持ち帰ってください。
・レース参加にあたっては、公共機関の利用や車に乗り合わせるなどし、周辺地域への渋滞緩和、二酸化炭素排出の軽減にご協力ください。
▶ICチップについて
・ICチップと地面に敷いた計測マットにより、選手の記録測定、出走人数と完走人数の確認、および各エイドステーションやチェックポイントの通過確認を
行います。
・レースを終了した選手はICチップをスタッフに提出してください。
・棄権した選手、失格となった選手はICチップを各エイドステーションのリタイア受付に返却してください。
▶門限と計測について
・関門ぎりぎりに到着する選手の安全を図るために、 関門時刻はエイドステーションの入口と出口のふたつを設けます。それぞれ指定の時刻までに通過(関
門に入る・関門を出る)できない場合は失格になります。
・エイド出口を出ても、入口関門時刻前であれば、そのエイドに戻ることができます。エイドに戻るとき、そして再びエイドを出るときには、専用の通路を
使って必ずスタッフにその旨を伝えてください。この場合、出口関門時刻前にエイドを出ないと失格になります。
▶注意事項
・コースは標高2,000m程度の稜線を含む険しいルートがコースに含まれます。
体力や登山スキル、セルフマージェンシー、装備品については各自でご留意いただき参加をお願いします。
・レースは必ず健康保険証を持参してください。
・55歳以上の方は事前に健康診断を行ってください。
・台風や降雪等による荒天等、レースを行うことが不可能だと判断される状況の場合、レースを中止することがあります。
・レース開始前、開始後に関わらず、参加費等の返金はいたしません。参加賞はお渡しいたします。
・レース中の事故については、応急処置のみ行いますが、それ以外の責任は負いません。
・レース出場中の写真、映像、記録、記事等の新聞、雑誌、テレビ、インターネット等への掲載権は主催者に属します。
・荷物はスタッフの指示に従い、所定の場所をご利用ください。ただし、貴重品・壊れ物等については各自管理してください。
主催者側では紛失・破損の責任は負いません。
・ゴミは必ず各自で持ち帰ってください。
▶救助および医療援助について
・ケガ、病気などで身動きが出来ない参加者やイベント関係者と遭遇した場合、その救助を優先し、最寄りのスタッフもしくは大会本部に連絡をしてくださ
い。大会本部の連絡先は受付時にお渡しします。
・大会本部では可能な限りのコース整備と救助および医療援助体制を準備しています。
しかし、参加者はトレイルランニングという自然の中で行われるレースに危険が伴うことを十分に認識し、ケガ、病気、事故などに対して、自己責任にお
いてレースに参加してください。
・コース上にマーシャルランナーを配置し、近距離であればケガ人のもとに救護に向かい応急処置を行います。
医師と救護者には、これ以上レースを続けられない参加者に対し、レースを中止させる権限があります。環境や状況により、救助が到着するまでに時間が
長くかかる場合があります。高地のルート上で救護が必要になった場合、救助ヘリを要請する方法しかありません。医師や救助者に処置を受けた参加者は
レース後に必ず専門医を受診してください。
・スタッフの指示に従ってフィニッシュ地点に向かってください。タクシーなどを利用する場合は自己負担とします。
救護の必要があると判断された場合、救助隊に救助要請をする場合があります。その場合、救助費用は救護された方の負担となります。
・レース主催者は、参加者の事故、傷病などに備えて傷害保険に加入します。
▶エイドステーションについて
・エイドステーションには、軽食と飲料が用意されています。ただし、各エイドステーションまでの距離も累計標高差も大きくなりますので、各自で最
低限必要と思われる水分や食料は必ずお持ちください。(「装備について」の記載事項を必ず読んで厳守してください。)
▶コース上の案内について
・土地所有者および管理者の許可を得て、必要最低限のマーキングンテープや表示看板、スタッフを配置します。
・交差点などでは安全のために参加者を一旦停止させることがあります。スタッフの指示に従ってください。
・マーキングテープ、案内看板はイベント直前に設置し、イベント終了後にすべて撤去します。
▶リタイア(棄権)について
・途中棄権をする場合は、その旨をスタッフに申告してください。その際、ゼッケンにリタイアの印をつけさせていただきます。以後、レースに復帰するこ
とはできません。
・自力で動ける参加者は、次または手前のエイドステーションまで移動してください。自力で移動できない場合は、スタッフまたは大会本部の指示を受けそ
れに従ってください。
・コース上でのリタイアは収容に時間がかかることが予測されます。体力に自信が持てないときには、ひとつ手前のエイドステーションでリタイアの申告を
してください。
・エイドステーションでリタイアする場合は、スタッフに途中棄権する旨を申告してください。
▶禁止事項
参加者が以下のルールに反した場合、スタッフの注意に従わなかった場合は、失格の対象となる他、その場でレース参加続行を中止させることがあります。
・ルールに従わない
・自然を故意にみだりに荒らすこと
・コースのショートカット、コースからはみ出すこと
・ゴミを捨てること
・不正行為(乗り物の使用、代走、その他法律に抵触する行為)
・ゼッケンの不装着
・大会のスタッフや医師、看護師、救助者の指示に従わない
・関門時刻後にもかかわらずレース参加の続行を続けること
▶参加者の責任
・レースの距離と山岳地を通過するという特殊性を十分に認識し、必要な訓練を行っていること
・この種のレースで起こりうる問題に対し、自ら処置できる能力を有し、自己責任であることを十分理解していること
・山岳地で予測されるトラブルや天候悪化(低温、強風、雨、雷)などに、他に頼ることなく自ら対処できること
・疲労、内臓や消火器官の不具合、筋肉などの痛み、軽度のケガが引き起こす肉体的、精神的問題に対し自ら対処できること
・自然の中での活動において、安全にかかわる問題に直面した場合、自らがそれぞれの能力によって対応しなければならないことを十分認識していること
▶主催者の責任
・環境省が定める『国立公園内におけるトレイルランニング大会等の取扱い』に従ってレースを運営すること
・コース上にマーキングおよび案内看板を設置すること
・大会スタッフを通じ、善良な注意者として管理義務をもって参加者の安全の管理をおこなうこと
・賠償責任および参加者全員の傷害保険に加入すること(傷害や疾病、その他レース中の事故等については主催者で応急処置を行いますが、保険の範囲外の
責任は一切負いません。主催者が加入する傷害保険については内科疾患などによる入院などについては、保険は適用されませんのでご了承ください。)
・レース主催者の加入する参加者の事故、傷病への補償をする傷害保険の範囲は以下の内容となります
+死亡 300万円
+入院(日額) 4,500円
+通院(日額) 2,000円
・その他、不可抗力、参加者の故意または重過失ではないコース上の突発事故、トレイルの破損等に対して対応をおこなうこと
・トレイルランニングを通じて、ルールやマナーを徹底させ、安全かつ快適に山岳スポーツを行える為に啓蒙活動を徹底させること
▶レース中止基準
・気象警戒発令時
・コース途中における崖崩れ、落石など参加者の安全を確保できないと判断される場合
・災害時(「東海地震観測情報」「東海地震注意情報」「東海地震予知情報」警戒宣言発令時)
・地震、風水害、降雪、事件、事故、戦争、疾病など発生した場合
上記の事由により、レース開催、継続が困難であると判断した場合、主催者はレースの中止またはレース途中の中断を決定します。
コースの変更によるレースの継続、レースの順延などはありません。
その際はレース開催前、開催後に関わらず、参加費等の返金はいたしません。参加賞についてはお渡しします。
レース中止の判断はレース当日または前日までにオフィシャルサイトおよび専用サイトにて発表します。
▶大会で撮影した写真などの肖像権について
大会で撮影した写真などの肖像権は主催者に帰属する旨を承知の上ご参加ください。
レース中の映像、写真、記事、記録、位置情報、申込者の氏名・年齢・住所(国名、都道府県名または区市町村名)等のテレビ、新聞、雑誌、インターネッ
ト等への掲載権と肖像権は主催者に属します。
▶装備について
必携品の携帯の有無について、レース期間中に必ず確認します。
『必携品』装備として必ず携帯するもの
・エントリーの際に番号を届け出た携帯電話
・大会本部の電話番号を登録し、番号非通知にせず十分に充電しておくこと。レース前、レース中に大会本部よりこの電話番号に緊急連絡することがありま
す(電波状況が悪くつながりにくい場所もあります)。
・500ml以上の水(スタート時および各エイドステーション出発時)
・配布されるゼッケン
・雨天に備えてシームテープ加工がしてあるフード付きレインジャケット
・マイカップ(エイドステーションには紙コップはありません。マイカップとして使用可能であればボトルでもかまいません。)
『推奨装備品』レースの距離と山岳地を通過するという特殊性を十分に認識し、持っていたほうが良いと主催者側が判断するものです。
・行動食
・ファーストエイドキット(絆創膏、消毒液、痛み止めなど)
・手袋
・エマージェンシーシート
・レインパンツ(シームテープ加工してあるものが好ましい)
・携帯トイレ
・保険証(コピー可)
・ゴミ袋
※推奨品のためチェックはありません。必要と思われる方はお持ちください。
▶紙コップの使用廃止について
環境保護、保全に向けて、ペーパーレスの推奨やゴミ削減への取り組みをより深めるため、エイドステーションではマイカップによる給水をお願いしま
す。